工藤遥ちゃんという原点
こんにちわわ、ブルドックです。
昨日、工藤遥ちゃんのソロライブに行きました。
感想を残さないわけにはいかなかったので、ここに書き記したいと思います
迎えたライブ当日。徳積みポケモンのてふこさんが引き当ててくれた最前中央のチケットを握り締め、潮風に吹かれながらZepp Osaka Baysideへの道のりを歩きました。この会場はモーニング娘。'17さんのシリイベぶりでしたね。
隣を歩いていたオクラさんが突然なんの脈絡もなく「はるぴ!」とでかめの声で呼ぶ発作が出た以外は順調に足を進め、無事に会場に到着。
会場に近づくとともに増えていくオレンジ。同じ女を愛している同士たちの姿が見え、懐かしくてエモくてもう涙腺が危なかった。
そして恒例。開演前のおしゃべり。この空間めっちゃ好きなんですよね。
「わー!」とか「はるちゃ」とか言い合って「あはは」と最後に笑い合う。絶対に5歳児の方が会話のキャッチボールが上手。でもすごく居心地がよくて、緊張が少しほぐれ、ワクワクがものすごく増した。
会場に入って着席。さすがは最前列。ステージが近すぎてなんていうか、私がステージに立つんかなっていう錯覚を起こしそうだった。
開演3分前、連番したてふこが緊張しすぎてプレートライトを持って「これで卓球できるよ」とめちゃくちゃ面白くない話をしていたことだけしか覚えていない。
そしてライブの幕開け…
工藤遥ちゃんの登場………
響き渡った
まぶしい朝にwow wow chance
まってくれ…
会場のボルテージが開始0.000000001秒でマックスになる世界線。
鳥肌が身体中を駆け巡り「眩しい朝」の「さ」あたりでダムが決壊し止まらなくなってしまった涙。
ハスキーボイスなのに透明感があって、そしてアイドル時代よりも少し大人びた大好きな魂の歌声。そしてステージ上にエールを送るオレンジの波。
ここが私のユートピア。イントロの時点で張り裂けていた胸をなんとか縫い直し大好きな人の名前を叫んだ。
このライブはアイドル時代にコンサートで見ていた曲も多くて当時の姿が目に浮かぶこともあれば、大人になったはるちゃんが歌うことで全く違う曲に見えることもあったり…女優としての活動を通して更に広がった表現の幅が垣間見ることができました。
難しいパートの前後で「ふぅ…」と息をつく場面や、MC中に少し足を崩して「ナハナハ」笑ってる変わらない愛おしいはるちゃんの姿を見て全力で泣いたり笑ったり中臣鎌足、あっという間に時が過ぎる…やめて、終わらないで…
何を隠そう、このライブ、セトリが良すぎる。イントロで「ヤッターーー!」と叫びがちな私が一周回って「(最高すぎて逆に)いいの……?」とステージ上に小声で問いかけてしまったくらいだ。1秒たりとも退屈させない。一瞬のまばたきさえも許さない。そんな最高の2時間。
工藤遥ちゃんのファンはもちろん、彼女を知っているすべての人にみてほしい。そんなライブでした。
最後に、ブラボー!の話をさせて欲しい。
今でも鮮明に思い出せる
モーニング娘。'17春ツアー、ロームシアター京都・昼公演のブラボー
頭が真っ白で4分間ただただ涙で視界がぼやけ、何も考えられなかったあの空白の時間。
大好きだった曲があの日以来、心の底から楽しめていなかったのが正直なところでした。
イントロで喉の奥から「グワッフォイ」みたいな音が人生で初めて鳴り、勝手に涙が出てくる。頭が真っ白になりそう。
ああ、くる…息を飲むしかなかった。
ブラボーブラボー!今日は楽しいね!
めっちゃ、楽しい
あの日の空白の時間を埋めるように、1文字1文字に魂をこめた歌声が、全力の笑顔のはるちゃんの姿が、すべてを塗り替えてくれました。
最後のMCでは「ハルがソロライブなんて笑っちゃうでしょ?」「最初のリハーサルなんて酷かった」「女優としてもっとなにかを残してからじゃないと『なんのために卒業したの?』って思われちゃうんじゃないか」そして自分を「一番端で踊ってた人」と表現して、涙ながらにソロライブについての不安や葛藤を話てくれたはるちゃん。
弱いところを全部見せてた上で、スタッフさんやバンドメンバーのみなさん、そして私たちファンに全力で感謝の気持ちを伝えてくれる、アイドル時代から変わらない、大好きな人の姿がありました。
ライブ終わりにヲタクたちと感想をぶつけ合い最後に良いことを言おうとした私「やっぱ工藤遥ちゃんってさ………………………私なんだよ…」
ヲタク「「それは違う」」
本当にそれは違う。
ここで訂正させて欲しい。
やっぱ工藤遥ちゃんがさ、原点なんだよ
ありがとう